新社会人必見!髭剃りの種類とその特徴について

新社会人にとって、特に気をつけなければいけないのが身だしなみです。とりわけ男性にとって髭剃りは重要になります。髭の剃り残しや無精髭があるようでは、清潔感が無く周囲の評価を落としてしまうでしょう。そこで、今回は髭剃りについて解説します。ドライシェービング・ウェットシェービングの手法をそれぞれのメリット・デメリットを含めて詳しくご紹介します。

ドライシェービングについて

ドライシェービングとは、文字通り肌が乾いた状態で髭剃りをする手法です。電気シェーバーを使った髭剃りが一般的で、電気シェーバーを直接肌に当てることで髭を剃っていきます。主な電気シェーバーの種類は、回転式・往復式・ロータリー式の3種類です。回転式は3つに分かれたヘッドに搭載されたカッターが円を描くように髭を剃ります。回転式は海外で圧倒的なシェアを誇っています。肌に優しい構造ですがパワーが抑えられているため、深剃りにはあまり向きません。往復式はカッターが往復しながら髭を切断してくれます。パワーがあるので深剃りが可能ですが、慣れていないと肌を痛めがちで騒音がやや大きいです。日本国内では往復式が主流です。ロータリー式は円筒内にあるカッターが回転しながら髭を切ります。回転式と往復式のちょうど中間的な特徴を持ち、振動や騒音が抑えられています。

ドライシェービングのメリット

ドライシェービングのメリットは、まず髭剃りの時間を大幅に短縮できる点です。シェービングクリームを塗らずに髭剃りを開始し、髭剃り後もアフターシェーブローションを塗る必要がないため、時間がない時でも素早く髭剃りを完了できます。また、水場を必要としないことから、場所を問わず髭を剃れるのもメリットです。ウェットシェービングのように技術を必要としないため、誰でも手軽に髭剃りができます。さらに、電気シェーバーは構造上髭をハサミで挟むかのように髭をカットしますので、肌にカッターが直接当たらず、肌を傷つけにくいです。

ドライシェービングのデメリット

ドライシェービングは、まず初期投資の高さがデメリットの1つです。電気シェーバーは通常1万円前後、良いもので3万円以上かかるものもあります。ただし、長期間に渡って使用できますので、総合的なコストパフォーマンスは優れています。また、電気シェーバーの充電やメンテナンスもその都度必要となります。加えて、ドライシェービングはウェットシェービングと比較すると剃った後の爽快感はやや劣ります。人によってはチクチクした感触が残るかもしれません。気になる場合は、アフターシェーブローションの使用をおすすめします。さらに、電気シェーバーは直接肌にカッターを当てないことから、一部の機種では深剃りが難しいです。

ウェットシェービングについて

ウェットシェービングとは、髭剃りをする前に濡れタオルや洗顔で髭を柔らかくして、シェービングクリームやジェルを塗ってから髭を剃る方法です。主にカミソリを使って行いますが、一部の電気シェーバーではウェットシェービングに対応しているものもあります。クリームなどを塗ってゆっくり髭を剃った後、再度クリームを塗って「逆剃り」をすることでムラなく髭が剃れます。逆剃りとは、髭の生えている方向と逆から剃ることです。また、カミソリの向きと反対方向の皮膚を手で引っ張りながら剃る「張り手」を用いれば、剃り残しがなくなります。剃り終わった後は洗顔してクリームと髭を洗い落とし、最後にアフターシェーブローションを付けて保湿します。

ウェットシェービングのメリット

ウェットシェービングのメリットは、剃った後の爽快感です。カミソリは毛を細胞から持ち上げて剃るため、根本まできっちりと髭を剃れます。直接カミソリの刃を肌に当てる分ドライシェービングより深剃りが可能で、髭の濃い人におすすめです。剃った後はアフターシェーブローションの効果も加わって、スベスベした肌触りが味わえます。また、ウェットシェービングはシェービングクリームを塗ってから髭を剃るため、想像よりも肌を傷つけません。力を入れずに肌をなぞるように剃ることで、肌に負担がかからずに髭が剃れます。

ウェットシェービングのデメリット

ウェットシェービングのデメリットは、やはり手間がかかることです。髭を剃る前に十分に髭を柔らかくする必要があり、剃った後も保湿は必須です。逆剃りや張り手など丁寧にやろうとすればそれだけ時間を必要とします。新社会人で朝に時間が取れない場合は前日の入浴時に剃るという方法もありますが、手間がかかるのに違いはありません。また、ウェットシェービングは綺麗に剃るために一定の技術が必要です。無駄に力を入れて髭剃りを行えば、カミソリ負けをおこして肌を痛めてしまいます。

自分に合った方法で髭剃りをしよう

ドライシェービングとウェットシェービングには、それぞれメリット・デメリットがあります。手軽さを取りたい人はドライシェービング、髭の濃い人はウェットシェービングを試してみると良いでしょう。どちらの手段にせよ、カミソリの刃や電動シェーバーのカッターの状態は常に確認しましょう。カミソリは2週間、電動シェーバーは1年程で替刃が必要です。道具を揃えて、きちんとした身だしなみで新社会人生活を過ごしましょう。